横浜シンフォステージは、横浜みなとみらいエリア(神奈川県)に2024年に诞生した、オフィス?商业施设?ホテル?店舗などで构成される复合施设です。みなとみらい线?新高岛駅徒歩1分という立地にあり、地上30阶建てのウエストタワーと地上16阶建てイーストタワーの2栋から构成されています。
横浜シンフォステージの完成とともに、分断されていた横浜駅とみなとみらい駅间の歩行者动线を接続し、イベント开催时や灾害时に人が集まるための広场が诞生しました。1阶から3阶まで积み重ねるように配置したパブリックスペースでは、屋根を持つ半屋外の広场がいくつも连なり、光や风、行き交う人々の动きや声が感じられます。
?が集い、交わる――。その重なり合いを形にするために、「レイヤリング(重ね合わせる)」というコンセプトを定めました。
みなとみらいエリアに新たな人の流れをつくり出す、人々が集う活动拠点を目指して计画した设计手法をご绍介します。
分断されていた歩行者の动线をつなぐ
重要な场所同士をつなぐ「都市轴」の存在は、地域にふさわしい拠点性の向上や地域の発展に影响を与えるものです。みなとみらいエリアには、桜木町駅方面から海に向かう「クイーン轴」、横浜駅方面から海に向かう「キング轴?、街の中央部でこれらをつなぐ「グランモール轴」の3つの主要な都市轴があります。横浜シンフォステージの完成とともに、长らく分断されていた「キング轴」と「グランモール轴」の歩行者动线を接続し、イベント开催时や灾害时に人が集まるための広场不足を解消しました。
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横浜駅周辺とみなとみらい駅周辺を结ぶ歩行者动线は长らく分断されていた -
横浜シンフォステージの建设とともに「キング轴」と「グランモール轴」を连结し、新たな広场を设ける -
人が集い、他の街に出発する拠点とすることでみなとみらいエリア全体の活性化を目指した
人々が集う広场を重ね合わせる
光や风、人々が交错する
1、2阶を横断する「グランモール轴」と「キング轴」の歩行者动线を中心に、低层部にはさまざまな用途の施设を集约。施设ごとの用途特性に合わせ、それぞれ光や风の环境、スケールが异なる広场を隣接させることで、内部のアクティビティが広场までにじみ出し、他の阶までも波及することを目指しました。
积层する広场は敷地内の移动を促す动线となり、常に?が流れ続けるアクティブな空间を?み出しています。
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1栋ではなく、2栋で构成する -
栋を分けることで、歩行者の动线を敷地内に取り込む -
动线を立体化し、人が集まる広场を积层する -
全方位からの自由なアクセスが可能となる
海と空と街をつなぐ
みなとみらいエリアの街づくりでは、「スカイライン」という考え方を基本としています。スカイラインとは、「内陆から海に向かって町并みの高さを低くし、海からの眺めと陆からの眺めを意识する」こと。
横浜シンフォステージの设计にあたっては、この考え方に基づいて高さに合わせた用途の积み上げを検讨しました。ホテルのレストランや?浴场、オフィスの一部に、超?层からの眺めという付加価値をもたらしました。
脱炭素社会実现と快适性の両立を目指して
みなとみらいエリアは、环境省が定める「脱炭素先行地域」(※1)に选定されています。脱炭素モデル构筑の取り组みに参画している横浜シンフォステージでは、热负荷を抑える外装计画や自然换気、雨水利用などにより、脱炭素(カーボンニュートラル)社会の実现にも贡献しています。
- ※1 脱炭素先行地域
2050年カーボンニュートラルに向けて、电力消费に伴う颁翱2排出の実质ゼロを実现し、温室効果ガス排出削减についても、国内全体の2030年度目标と地域特性に応じて実现する地域
心地の良い広场环境の整备
积み重ねた広场などの外部空间は、风?日照などの居住环境、人流のシミュレーションを行い、それぞれの用途に合わせて最适化する计画としました。
ゲートプラザでは、通年で1日当たり3时间以上の日照がある范囲を芝生広场とし、蒸散(植物体内から大気中へ水蒸気が放出される现象)効果による夏季の环境调整を行いました。
グランモールプラザや都市轴上の动线では、大屋根配置と木阴を生み出す植栽计画の调整により、过ごしやすい风环境を创出しています。
壁や窓などの外装计画
?性能热负荷シミュレーション「エコシミュレ」に基づいて、最适な外壁やフィン(建物の外侧に取り付けられた构造物で、日射を遮ったり风を调整する役割を持つ)、空调机器などを选定することで、热负荷を低减し、省エネルギー性能向上に寄与しました。
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▅ コンパクトダブルスキン
最も热负荷の大きい西?东?南面に性能が高いコンパクトダブルスキンカーテンウォール(柱?梁などが一体化した取り付け型の外壁)を计画 -
▅ 縦フィン
景観と省エネルギーに配虑し、倾斜する縦フィンにより东?西からの日射を効率的に遮へいする -
▅ 横フィン
太阳高度の高い南面の日射を遮へいしながら、グランモール轴への视线の抜けをつくり出す
横浜シンフォステージは、さまざまな环境配慮技術を導入することで、建筑物省エネルギー性能表示制度(BELS)の建筑物全体評価で最高ランクである星5つ、オフィス部分の評価で「ZEB Ready」(※2)認証を取得しています。
- ※2 「ZEB Ready」とは、ZEBを見据えた先進的ビルとして、省エネルギーによる50%以上のエネルギー消費量削減を実現する建筑物
横浜シンフォステージは、街の活动拠点としてこれからもみなとみらいの発展を促し、ランドマークとして街を见守り続けます。


