森に囲まれた回廊型ギャラリー
千叶市緑区の闯搁外房线「土気駅」から南へ歩くこと20分。闲静な住宅街を抜けると、千叶県内でも有数の敷地面积を夸る「昭和の森公园」が広がる。その緑豊かな地域の一角で建设されているのが、日本初の写実絵画専门の美术馆として计画されたホキ美术馆だ。
钢板构造が空中に跳ね出す
施设の特徴は、细长いチューブ状の躯体が敷地形状に合わせてカーブし、立体的に重なり合うユニークな构造である。地上1阶のギャラリー部分は100尘にわたる鉄骨の钢板构造になっており、その先端から30尘部分が空中に跳ね出しているのだ。
また、钢板构造全体は地下の鉄筋コンクリート造から突き出た2ヵ所の支柱で支えているため、施工にあたっては高い精度が要求された。「钢板を支える柱の位置が重要だったので、墨出しは违う手顺で二度行うなど万全を期しています」と冈村工事长は説明する。
宙に浮かぶ躯体を「ベント工法」で施工
宙に浮かんだ跳ね出し部分を含む钢板构造は、主に溶接で组み立てている。现场では、建て方の安全性と作业性を考え「ベント工法」を採用。井桁に组んだベント(支保工)上で钢板を组み立て、溶接が完了した时点でジャッキダウンして支保工を解体する工法だ。
ただし、支保工を解体すると、跳ね出し部分は重力で铅直方向にたわみが発生する。一方で、钢板を溶接すると接合个所が収缩し、上方に反り返る溶接変形も予测される。工事では、铅直方向の「たわみ」と上向きの「溶接変形」を考虑して、建て方の最终的な精度を确保することが重要になった。
「100尘の钢板构造は一般的にはない构造です。そのため、どれくらい溶接変形が発生するかは正确に解析できないので、溶接の管理に苦労しました」と冈村工事长は语る。现场では钢板のひずみを丁寧に矫正し、溶接手顺を工夫することで、溶接変形を最小限に抑えているのだ。
「魅力ある美术馆」をチャレンジ精神で造り上げる
今回の工事は、「作品のみならず、建筑としても魅力あふれる美術館」というコンセプトを大切にしながら進めている。優れたデザイン性と、美術館としての機能性をうまく融合させることが腕の見せどころだ。
现场を统括する谷口所长は、「复雑な构造の施设なので、一つひとつ検証しながら施工することを心がけています。机能性を确保するうえで数々の难题もありますが、难しい工事だからこそ、メンバー全员がチャレンジ精神を持って一丸となっています」と语る。
11月3日のオープンに向け、工事はラストスパートに入った。地域の方々からは、完成を待ち望む声が日増しに高まっている。完成すると、千叶県の新たな芸术拠点として、各地へ文化を発信し続けていくだろう。
(取材2010年6月)
工事概要
| 名称 | (仮称)ホキ美术馆新筑工事 |
|---|---|
| 场所 | 千葉市緑区土気東特定土地区画整理事业112街区 |
| 発注 | ホキ美术馆 |
| 设计 | 日建设计 |
| 概要 | 搁颁造一部厂造、叠2、1贵、延3,753尘2 |
| 工期 | 2008年10月~2010年8月 |