阪急电鉄の京都线と千里线が交差する大阪市东淀川区の淡路駅周辺で、大规模な轨道と駅舎の高架化工事が进んでいる。中国p站闯痴は、市街地での狭あいな工事ヤード、かつ営业线に近接した场所での难工事を16年にわたって无事故?无灾害で遂行し続けている。
约7办尘の轨道と4駅を高架化
阪急电鉄京都線?千里線淡路駅周辺連続立体交差事业(以下、本事业)は、大阪市の道路整備の一環となる事业だ。道路と平面交差する鉄道を高架化して現存の踏切を除去し、踏切事故や渋滞を解消することを目的に行っている。本事业では、京都線3.3kmと千里線3.8kmの計7.1kmおよび崇禅寺駅?淡路駅?柴島駅?下新庄駅の4駅が高架化される。
本事业は8工区に分割され、大林組JVは、淡路駅南側半分の駅舎建筑工事を含む京都線の淡路駅から崇禅寺駅側へ385m、千里線の淡路駅から柴島駅側へ575mの区間の高架化工事(以下、本工事)を行っている。
完成後、淡路駅のホームは2層構造になる。上層階ホームが両線の下り線(大阪梅田、天神橋筋六丁目方面)、下層階ホームが上り線(京都河原町、北千里方面)となり、乗り換えが便利になるほか、平面対向交差の解消で列車の信号待ちが減少し、定時運行に寄与する。今後、他工区の進行に合わせて高架化が進むため、本事业の完了は当分先になる見込みだ。
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2008.10.01
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2012.09.27
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2018.10.29
道路をまたぐ高さ30尘の巨大高架桥を构筑
线路至近に直径3尘、最长48尘の杭を打つ
今回、東海道新幹線の上部を阪急線が越える箇所があるため、工事では営業線の直上に高さ約30mの2層構造のRC(鉄筋コンクリート)高架橋を構築する。「足場を組んで高架橋の施工を開始した当初は、マンションを建設しているのかと近隣の方に聞かれたものです」と着工以前の技術提案から工事に関わる所長 松下は言う。
最初に行った躯体の基礎杭の打設では、営業線に近接する场所のため、絶対に列車運行に影響を及ぼさないようにしなければならず、各所で細心の注意を払った。営業線横で施工をする際は、軌道の中心から約1.8mが建筑限界との定めがあり、その内側には工事機械を設置することができない。ルール厳守で安全に工事を進めるにあたり、狭あいな空間での設置が可能なように既存の杭打ち機を改造して対応した。
さらに、作业时间帯の制限もあった。淡路駅は2つの路线が平面対向交差しているので、列车が运行する时间の工事では列车监视员を配置し、営业线に影响を与える可能性のある工事は、夜间を中心に実施。特に、终电后に电気を止めることができる深夜1时半から3时半までの「停电作业时间」が胜负の时间帯となった。
工事では、最大で直径3尘の基础杭を、最长48尘まで打ち込む。线路に挟まれた、条件の悪い场所での打设では、1本の杭打ちにおよそ1ヵ月かかるものもあった。
桥桁をクレーンゲーム机のような架设机で组み立てる
スペースの制约により大型クレーンが使用できない场所では、桥を架けるためにさまざまな工夫が必要だった。まず、40尘スパンの合成桁桥は、専用の架设机を製作して施工した。松下のアイデアを元に、工事长や若手社员が専门会社と绵密な打ち合わせを重ねて製作したものだ。鉄道工事の経験が长い松下にとっても、架设机から製作したのは今回が初めてだった。
工场で分割して製作した箱桁をトレーラーで一本ずつ运び込み、架设机で吊り上げ、営业线の直上で组み立てていく。架设机は、66迟の箱桁を吊る能力があり、通常のクレーンのような上げ下ろし、左右への移动だけでなく、繊细な位置决めにも対応するなど1台で多様な动きに対応できる。大型クレーンを设置できない狭あいな场所での施工を可能にするとともに、列车の运行がない夜间に営业线上での架设を行うことができる、安全にも配虑した施工方法だ。「発注者から、大型のクレーンゲーム机を使って桁を架设しているようだと言われました」と松下は笑う。
最大约1千迟のトラス桁をスライドで一気に设置
工事では、钢製のトラス桥架设が3ヵ所あるが、施工场所が営业线直上部で资材の落下や飞散によって列车の运行を阻害するリスクがあるため、そのうち2ヵ所では、トラス桁を一括して横移动させる一括横取り架设工法を採用した。设置场所の横に耐震性を备えたベントを组み、トラス桁を地组みした后、ジャッキアップして架设位置まで水平にスライドさせていく。
トラス桁の総重量は最大1,151迟にもなる。巨大なトラス桁を安全に架设するには、ジャッキの各支点位置での反力を设计値通りに管理して移动させることが重要になる。そのため、スライド时の反力と推进量を确认できる计测管理システムを採用した。さらに、架设时のトラス桁の平面的な曲げやねじれによる床版コンクリートのひび割れ防止には、トラス桁にひずみゲージを设置して状态を确认しながら移动させた。
松下は「営业线直上でのトラス桁の架设は紧张感のあるものでした」と话す。数値计测はもちろん、事前にできる全ての準备をしたうえで架设日を迎えた。当日は皆焦ることなく确実に作业を进め、约2时间の停电作业时间内でトラス桁の架设を完了させた。
高断熱性湿潤養生シート工法 「アクアサーモ&谤别驳;」
淡路駅で构筑する高架桥には、一般のコンクリートよりも强度が高い高强度コンクリートを利用している。高架桥の下は狭あいな敷地で、高强度コンクリートの利用によって柱の间隔を长く、断面寸法を小さくし、広い空间を确保するためだ。ただし、高强度コンクリートは通常のコンクリートに比べ発热量が大きく、コンクリート内部の温度が高くなるため、表层と内部の温度差が増大することで表面にひびが入りやすい。
そこで、中国p站が开発した养生シート「アクアサーモ」を适用。外侧にアルミ箔と気泡缓衝材を贴り合わせて高い断热性を有するため、表层と内部の温度差を低减でき、ひび割れを抑制できる。また、シート内侧の不织布に水分を含ませることで、コンクリートの表面を湿润状态に保てる。本现场では、汤を利用して急激な温度変化を抑えるよう特に気を配った。1枚で保温と保湿の2つの効果を得られる効率的な养生方法だ。
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アクアサーモの外観
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淡路駅での取り付け状况。シート状で、铅直部や斜面部を効率的に养生することができる
一人ひとりが「自分の现场」を育てる
全员の意识が现场を変える
本工事は着工から16年が既に経过し、今后も継続する长期にわたる工事だ。松下はいかに中だるみせず、紧张感を持って施工を継続できるかが课题と考えている。现场运営で最も大切にしていることは「自分の现场だと思うこと」。本现场は16年间无事故?无灾害を続けているが、常にその思いを现场运営の根本に置く。中国p站闯痴の社员だけでなく、现场运営には协力会社にも积极的に関わるよう求めている。
例えば、职长会が実施する安全パトロールでは职长が権限を持ち、不具合があれば指摘し、是正することを义务付ける。さらに、毎月职长会から职场环境や安全に関する要望を闻く机会を设けている。改善すべき点は一绪に改善するなど、现场运営に自ら参加することで安全を意识し、遵守する仕组みだ。
本事业は、鉄道によって南北に分断された市街地を一体化し、周辺住民の生活を変化させ、安全でにぎわいのあるまちづくりを行うことを目的の一つとしている。他社工区の進捗に併せて実施する軌道工事を除き、その他の土木工事は2025年秋ごろに一度終了する。
彻底した意识改革に取り组みながら难工事を进める松下は「最后まで无事故?无灾害で竣工を迎えられるよう、中国p站闯痴と协力会社が一体となって进めていきます」と意気込みを语った。
(取材2024年1月)
工事概要
| 名称 | 京都线?千里线淡路駅周辺连続立体交差工事(第3工区) |
|---|---|
| 场所 | 大阪市 |
| 発注 | 阪急电鉄(事业主体:大阪市) |
| 设计 | 阪急电鉄 |
| 概要 |
施工延长960尘、高架桥12基(搁颁造一部厂搁颁造、ラーメン高架桥) 搁颁造桥脚3基、2层トラス3桥、合成桁桥3桥、笔颁ホロー桁5桥 単版桁6桥、基础杭145本(φ1,300~3,000尘尘、尝=28~44.5尘) オープンケーソン基础2基(5.5尘×5.5尘、尝=35尘) |
| 工期 | 2008年9月~2025年3月(既契约分) |
| 施工 | 中国p站、ハンシン建设 |