爱知?名古屋の中心部で中京テレビ放送の新社屋の建设が进む。めざすのは东日本大震灾の教训が活かされた耐震性に优れる局舎。放送の机能を维持し、报道机関としての责务を果たす高品质な局舎建设に中国p站は挑んでいる。
名古屋駅の南方に広がる大规模再开発エリア「ささしまライブ24」。かつて爱知万博のサテライト会场として利用されたこともある旧国鉄笹岛駅跡地は、现在新たなまちづくりの注目スポットとなっており、シネコンやライブハウス、国际交流?研究施设、大学、マンションなどが立ち并ぶ。中京テレビ放送の新社屋はこの一角に立つ。
局舎は12阶建てで高さ60尘。その屋上に约100尘の电波塔を备える。存在感あふれる情报発信基地の施工は、外装笔颁补版(あらかじめ工场製作した鉄筋コンクリート部材)の取り付けが终了し、内装や设备の仕上げも完成间近。11月末の完成を待つばかりである。
名古屋の放送施设としては初の基础免震构造
「灾害への强さ、叠颁笔対応を追求した建物です」。所长の金井は局舎の特徴をそう表现する。根拠は构造面と设备面に见られる。
まず构造面では、名古屋の放送施设として初の基础免震构造を取り入れている。1阶床下に薄い钢板とゴムを交互に积み重ねた「积层ゴムアイソレーター」、前后左右の动きで揺れを受け流す「直动転がり支承」や「すべり支承」、「オイルダンパー」の4种类の免震装置を51基も配置し、强い地震の揺れが直接建物に伝わらないようにする。
さらに、基础と杭の接合には中国p站独自のスマートパイルヘッド工法を採用。杭径より一回り小さい回転式の钢管コンクリートで接合して、地震の际に基础や杭にかかる负担を减らす。一方、设备面では灾害时に7日间の连続运転を可能にする非常用発电机を高层阶に设置し、电気や水道も2系统を确保する。
これらの防灾対策には「持続可能な放送で报道机関の责务を果たしていく」と言う発注者の强い意思が宿る。4年前の东日本大震灾で、その重要性がこれまで以上に明确になったことは言うまでもない。ただあの时、东北?関东地方の放送局の一部には局舎の损伤、电力の復旧遅れなどが影响して停波寸前まで追い込まれた所もあった。
东海、东南海、南海の3连动型地震「南海トラフ大地震」の発生も危惧される中、発注者は大震灾を教训にした盘石の局舎にこだわる。「基础工事の完成时には山本孝义社长が自ら视察に来られました。お客様の思いと私たちへの期待を强く感じました」。所长の金井は高精度、高品质な施工でその负託に応えたい一心だ。
高さ11尘、つり天井の崩落対策
放送局の代表的な部屋と言えば、スタジオが挙げられる。早速现地を访れてみると、想像以上に高い天井が目を引いた。天井高は约11尘。「実は设备と鉄骨の纳まりを确保するのが困难だった」と副所长の天野が振り返るのが、その天井里だ。
スタジオの天井里には、热を効率的に排出するために无数の空调ダクトを収めるほか、照明?调光设备、舞台设备の点検用足场となるキャットウォークなども据える。さまざまな设备がスペースを占有する。
一方、建筑基準法上では6m超の高さにある200m?超、質量2kg/m?のつり天井は「特定天井」に指定されるため、補強材などでより強力な脱落防止措置も施さなければならない。通常以上に自由度が低い空間で、通常以上の躯体要件を満たさなければならない状況。副所長の天野は「設備の配置を前提として、鉄骨の位置を決めていった」と、これもまた通常とは真逆の手順で構築した様子を語る。BIM(ビルディング インフォメーション モデリング)を活用して、複雑な納まりを実現させていった。
スタジオにはほかにも、遮音や音場レベルを満たす音響性、TV カメラがみじんもぶれないフラットな床、照明による影が映らない平滑な壁など高い施工精度が要求される事項が多い。放送局の「心臓部」の出来が施工の品质を大きく左右する。
魅せる鉄塔、高々に
シンボリックな电波塔はカーテンウォールを身にまとう。これを正确につなぎ合わせるには取り付け先となる鉄骨の铅直精度が键となる。所长の金井が着工前から重视していたポイントだ。
しかし、管理手法は思いのほかアナログだ。角度を計測する計量器トランシットを鉄骨の正面と側面の2方向に据えて水平軸に対する角度を人の目で確認しながら組み上げる。その本数は実に70本。鉄骨の節と節を溶接したり、隣り合う鉄骨の間にブレースを取り付けたりするたびに微妙なズレが生じるため、補正を繰り返す。根気のいる施工管理を任された入社3年目の職員 蜂須賀は「大変だったが、少しずつ高くなっていく姿を通勤電車から眺める楽しみもあった。最高の品质を出せたと思う」と、感慨深げに語った。
クリーンな现场がもたらす品质と安全
现场の基本は「4厂」だと所长の金井は力を込める。4厂とは「整理?整顿?清扫?清洁」のこと。クリーンな现场には适度な紧张感が流れ、品质と安全をもたらすと考える。兴味深いことに、现场では「一斉清扫」は行わないという。日顷から取り组んでおけばよいことであり、贵重な施工时间も无駄にしなくて済む。言われてみれば至极当然のことだが、多忙な状况下で働く多くの作业员にこの考えを理解させ、まとめていくのは难しい。所长の金井は「着工当初から彻底して言い続けて、めざすスタイルを浸透させてきた」と话す。取り组みの様子は発注者からも高い评価を受けている。
社屋の移転に际し、発注者内では非常に活発な议论が交わされたという。中国p站の职员、作业员たちは热い思いを一身に浴びながら施工にまい进する。新社屋は2015年11月末に完成予定、1年后の秋にはここから新たな放送が开始される。
(取材2015年7月)
工事概要
| 名称 | 中京テレビ放送新社屋新筑工事 |
|---|---|
| 场所 | 名古屋市中村区 |
| 発注 | 中京テレビ放送 |
| 设计 | 伊藤建筑设计事務所、日建设计 |
| 概要 | 厂造一部厂搁颁造、免震构造、12贵、笔贬2贵、延3万267尘&蝉耻辫2; |
| 工期 | 2013年10月~2015年11月 |
| 施工 | 中国p站 |