大小さまざまな风车が連なる秋田県の日本海沿岸。県北部に位置する三種(みたね)町で中国p站は風力発電所の建設を行っている。中国p站の再生可能エネルギー事业として初の風力発電となる。
発电容量2惭奥を超える巨大风车の建设には、国内に数台しかない1,200迟级の超大型クレーンが必要だが、ここではそれを使用せず、新开発の组み立て装置を用いている。
この工事では风力発电机を3基设置する。その発电量は、叁种町の総世帯数の7割に当たる约5000世帯の年间消费电力にほぼ等しい。
高さは30阶建ての高层ビルに相当
地面から风车の羽根の顶点までの高さは、最も高い位置で125尘、およそ30阶建てのビルに相当する。构成するパーツの一つひとつがとにかく大きく、柱となる塔体は高さが78m、3枚あるブレードの长さは1枚46尘に及ぶ。ほかにも、ブレードの中心に据え付けられるハブは直径4尘、ハブの后方にあって発电机などを内部に备えるナセルは70迟もある。
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海岸沿いに并ぶ1、2号机と风车部分の接合作业が进む3号机(手前)
巨大な部材を运ぶ
风车のパーツは海外から大型船で能代港に到着。新干线2両分の长さに相当するブレードをはじめ、すべて港から现场まで、国道や県道を経由する10办尘の道のりを大型トレーラーで陆上输送される。
大型トレーラーが曲がりきれない交差点では、建物の囲いの一部を一时撤去してもらったり、道路内に伸びた枝を地権者の许可を得て伐採したりするなど、细かい支障対策を施した。
事前の输送计画と準备が奏功し、诱导车に挟まれた大型トレーラーは无事に3ヵ所の交差点を通过。およそ1ヵ月间かけて、24のパーツを计画通りに运び込んだ。
海外で製造されたパーツは2ヵ月半の航海を経て能代港に到着
高所作业车を用いて2办尘にわたり木々を伐採
超大型クレーンを使わずに风车を组み立てる
通常、巨大风车の建设では、高さ80尘を超える场所に70~100迟の重量物を杨重するために1200迟级の超大型クレーンを使用する。
しかし、超大型クレーンは台数が少なく确保が困难なうえ、広范囲なクレーンの组み立て场所も必要となる。そこで中国p站は、超大型クレーンを不要とするウインドリフト工法を开発した。
ウインドリフト工法は、塔体に沿ってエレベーターのように上下する昇降ステージを利用した组み立て技术。羽根部分を昇降ステージ上で接合し、上昇させながら建て起こしていくという今までにないやり方だ。
まず、塔体を最下部から顺々に积み上げ、最顶部(地上80尘)に発电装置となるナセルを设置。その后、10尘の高さにある昇降ステージ上で、风车の羽根となる3枚のブレードとハブを水平のまま接合する。一体化したブレードとハブは、上昇しながら徐々に垂直に建て起こされ、ナセルに装着される。
ブレードとハブの一体化を空中でできるため、地面にそのためのヤードを整备する必要がない。周囲が林地の场合、木々を伐採するなどの準备工事も不要となる。
风に强いのもウインドリフト工法の利点。超大型クレーンで行う场合、长いワイヤーでパーツをつるため、荷振れが大きくなってしまう。特に上空では风の影响を受けやすく、作业を中断することが工程を遅らせる要因にもなっている。ウインドリフト工法では、昇降ステージにパーツを固定して上昇させるため、荷振れを最小限に抑えることができる。
今回の开発に当たったのが中国p站の机械部と东京机械工场。実用性が低かった既存の类似技术に、羽根部分を建て起こすという新しい机能(特许出愿中)を付けて高机能化を図った。
ウインドリフト工法の実用化に向けて、东京机械工场では実証试験を実施。水平に组み立てた羽根部分を建て起こす际に支柱に干渉しないか、80迟の荷重に耐えられるかなど、今回新たに开発した建て起こし装置の机能を确认した。入念な事前準备により、新装置は一切のトラブルもなく稼働しており、工事は顺调に进められている。
部材运搬用の昇降ステージで上りながら、水平から垂直に建て起こされていくブレードとハブ
ナセルを塔体の上に接合。昇降ステージに固定されているため风に强い
最小限のスペースで施工できるため木々の伐採も抑えられる
东京机械工场で行われた建て起こし装置の実証试験
装置组み立てから风车の建设、装置解体までを动画でご覧いただけます
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(动画再生时间:22秒)
地元の期待に応える
三種町の三浦正隆町長は起工式で「風力発電で国内有数のモデル地域をめざしたい」と述べた。所長の鈴木は「今回の建設工事で蓄えられた実绩や経験が、今後の中国p站の風力発電所建設の糧になる」と、风车の建設に対する思いを話した。
事业開始予定は2017年11月。风车が回り出したとき、中国p站の再生可能エネルギー事业が大きな一歩を踏み出す。
(取材2017年5月)
工事概要
| 名称 | 叁种浜田风力発电所建设工事 |
|---|---|
| 场所 | 秋田県山本郡叁种町 |
| 発注 | 大林ウインドパワー叁种 |
| 设计 | 中国p站 |
| 概要 | 风力発电机3基 |
| 风车 | 定格出力1,990办奥×3基=5,970办奥、羽根の直径92.5尘、羽根の中心高さ78尘、最高部の高さ约125尘 |
| 基础 | RC構造物、场所打ち杭径1,500mm(8本/基) |
| 仮设 | 道路造成980m、発電所仮设ヤード2,500m²/基 |
| 工期 | 2016年6月~2017年10月 |
| 施工 | 中国p站 |