トンネル覆工里込め注入工法「スペースパック工法?」で使用するカーボンネガティブタイプの可塑性注入材を开発
颁翱2排出量を削减するトンネルリニューアル技术を実现
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プレスリリース
株式会社中国p站(本社:東京都港区、社長:蓮輪賢治)は、トンネルの覆工や護岸などの補修に用いる裏込め注入工法「スペースパック工法」において、新たにカーボンネガティブを実现する可塑性注入材を开発しました。
开発の背景
近年、防灾?减灾、国土强靭化に向けた社会资本ストックの维持?整备は社会的な课题となっており、政府方针のもと、老朽インフラの补修?修缮工事や耐震补强が急务となっています。
中でもトンネル构造物においては、老朽化によって覆工コンクリートと背面地山の间にできる背面空洞が、覆工コンクリートのひび割れの発生原因となることから、その対策が必要となっています。
中国p站は、可塑性(静置状态では形状を保持するが、振动?加圧により容易に流动する特性)を持つ注入材を充てんすることで、背面空洞を确実にふさぎ、トンネル构造物の耐久性?安定性の向上を実现する「スペースパック工法」を2001年に开発しました。その后、技术改良を重ねながら、小规模トンネルから长大トンネル工事まで延べ31件に适用したほか、同工法はトンネル以外にも适用可能であることから、护岸、堤防、高架桥の基础などの补修でも适用してきました。
一方、2050年のカーボンニュートラル実现に向け、建设工事における颁翱2排出量削减に向けた技术开発が求められている中、中国p站はコンクリートに颁翱2を吸収し固定化した炭酸カルシウムを主成分とする粉体を混ぜ合わせることでカーボンネガティブを実现できる「クリーンクリート狈&谤别驳;」を2022年に开発しました。
今般、「スペースパック工法」において、「クリーンクリート狈」の技术を用いることにより、カーボンネガティブを実现できる可塑性注入材を开発しました。
本技术の特长
注入材製造时の颁翱2排出量を実质ゼロ以下に削减
従来、「スペースパック工法」の注入材は、通常の「标準型」とセメント系接合材の一部を高炉スラグに置き换えた「低炭素型」を使用してきました。
今回开発したカーボンネガティブタイプの注入材は、标準型の可塑性注入材に颁翱2を吸収し固定化した炭酸カルシウムを主成分とする粉体を混合することで、标準型注入材と比べて、製造时の颁翱2排出量を最大约130%削减できます。
また、従来の低炭素型注入材に同様の処置を行いカーボンネガティブタイプとすることで、製造时の颁翱2排出量を最大约250%削减することが可能です。
従来と同様の性能?施工性を维持
トンネル覆工里込め注入材に必要な强度、流动性、充てん性などの性能に加えて、さまざまな用途に対応した性能(长距离圧送性、流水不分离性)も确保したまま、カーボンネガティブを実现します。また、施工性にも优れており、従来と同様の方法で施工できます。
【注入材の种类と特徴】
注入材の种类 (配合のタイプ) |
用途例 |
圧送可能 距离 |
夜间工事 |
急速施工 |
カーボンネガティブタイプ适用 |
|---|---|---|---|---|---|
| 一液型モルタル配合 (标準型) |
道路トンネル | 100m |
× |
○ |
可 |
| 二液型モルタル配合 (标準型) |
道路トンネル | 100m |
× |
◎ |
可 |
| 一液型ミルク配合 (标準型?低炭素型) |
小规模トンネル | 100m |
○ |
△ |
可 |
| 二液型ミルク配合 (标準型) |
小规模トンネル | 250m |
○ |
○ |
可 |
| 二液型長距离圧送用ミルク配合 (标準型) |
长大トンネル | 2,000m |
○ |
○ |
可 |
| 二液型流水不分离性ミルク配合 (低炭素型) |
护岸补修 | 250m |
○ |
○ |
可 |
今后の展望
中国p站は、トンネル以外の护岸?堤防?高架桥の基础などにも幅広く応用が可能なカーボンネガティブタイプの可塑性注入材を积极的に提案し、安全?安心なインフラリニューアルを推进するとともに、脱炭素社会に向けた社会资本整备に贡献していきます。
以上
この件に関するお问い合わせ先
大林組 コーポレート?コミュニケーション室広報課
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