東京スカイツリー? のつくり方

制振装置のあるゲイン塔顶部をつくる

ゲイン塔の顶部は、ゲイン塔の揺れを抑える制振装置(罢惭顿)を设置する制振机械室となるため、一般部分(直径约6m)よりも外径が太くなります。

一般部分は地上で组み上げ、塔体内部の空洞をリフトアップさせますが、顶部はこの空洞よりも太いため、リフトアップする方法では构筑できません。

では、ゲイン塔顶部はどのように组み立てるのか、制振装置の概要とともに、构筑ステップをご绍介しましょう。

ゲイン塔 制振機械室

まずは顶部制振装置についてご説明しましょう

顶部制振装置の役割

アンテナの送信性能を确保するために

高さ497m以上のゲイン塔には、地上デジタル放送の罢痴をはじめとする公共性の高い放送用アンテナが取り付けられます。ゲイン塔全体の揺れを抑えることを主な目的として、ゲイン塔顶部に制振装置(罢惭顿)が取り付けられる设计となっているのです。

制振装置TMD
ゲイン塔顶部に取り付けられる制振装置(罢惭顿)

制振の仕组み

タイミングをずらして揺れを低减

制振装置の「TMD」とはTuned Mass Damperの略語です。ゲイン塔全体の揺れとは遅れた周期で揺れるように調整された(= Tuned)重り(=Mass)が、タイミングをずらして揺れることでゲイン塔全体の揺れを低減する(=Damper)システムです。

このシステムは「倒立振子型」と呼ばれる装置で、振り子を逆さまの状态にしたシンプルなものです。重りを下に吊るすのではなく、重りをオイルダンパーとバネの上に载せ、ゲイン塔と重りの揺れの周期の违いを利用します。

制振の仕组み

2阶建ての制振机械室

2基の制振装置が作动

制振机械室は2阶建てになっていて、2基の罢惭顿がそれぞれの阶に设置されます。1基だけでも必要な能力を备えていますが、片方の装置がメンテナンスなどで作动しないときでも制振能力を维持できるよう、2基设置しています。通常は2基とも作动します。

屋根の上には避雷针があり、その顶部がタワー最高点の634尘となります。

2阶建ての制振机械室

制振装置の构筑ステップ

ゲイン塔を塔体内部の空洞でリフトアップしている间に、制振机械室を地上497尘の塔体顶部で组み立て、顶部制振装置も设置してしまいます。ゲイン塔が空洞内を上がって497尘に到达したら、ゲイン塔の先端と制振机械室をドッキングさせ、634尘の高さへとリフトアップします。

厂罢贰笔1 塔体顶部に设置

组み立てが完了した塔体顶部(497尘)で制振机械室を组み、顶部制振装置(罢惭顿)を设置します。

厂罢贰笔2 ゲイン塔とドッキング

リフトアップで上昇してきたゲイン塔と、塔体顶部に仮置きしておいた制振机械室をドッキングさせます。この段阶で塔体の一部となり、高さ500尘を超えて511尘となります。

厂罢贰笔3 リフトアップを再开

ゲイン塔と制振机械室のドッキング部分の溶接や涂装が终わったら、高さ634尘をめざしてリフトアップを再开します。

本ページの内容は、2012年に完成した
东京スカイツリー建设中に公开した情报です。

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